タイやフィリピンでの販売もスタート

三菱自動車は、MPVである「エクスパンダー」シリーズの追加モデルとなる新型「エクスパンダー・クロス」の販売を3月16日にタイで、去る13日にはフィリピンで開始。今後もアセアンを中心とする各国で順次販売を拡大していくという。

シリーズ最上位モデルとなるエクスパンダー・クロスは、SUVならではの力強さ、高い走行性能と快適な乗り心地を実現。数々の賞を受賞したエクスパンダーがベースで、MPVならではの使い勝手が良く広い室内空間を兼ね備えSUVが強みの三菱自動車らしさも際立つモデルに仕上げられている。

エクスパンダーとエクスパンダー・クロスは、2020年2月までにシリーズで約25万台を売り上げている。SUVらしさを高め、一層スタイリッシュで機能的でもあるエクスパンダー・クロスは、アセアンを中心とする各国の幅広いニーズに応え新たなる価値を提案している。

エクスパンダー・クロスは、ミツビシ・モータース・クラマ・ユダ・インドネシアで生産。2019 年中に設備拡張が完了、工場の年間生産能力は22万台／年に増強された。エクスパンダーの輸出は2020年2月末時点で10万台に達しており、新型を含めアセアンをはじめとする各国への輸出を増やしていく予定。三菱によれば、これによりインドネシアの経済、雇用、さらに輸出入バランスの改善にも貢献することになるという。