ホンダがサブスクリプションサービスを中古車で開始

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定額料金で最短1カ月から利用可能。N-BOXなら2万9800円から

ホンダが中古車を活用したサブスクリプションサービス(期間限定の定額利用)を開始。現時点では埼玉県の認定中古車販売店ユーセレクト城北のみでのサービス開始なので試験運用に近い状況だが、今後サービス地域を拡大させていくとしている。

「ホンダ・マンスリーオーナー」と名付けられたこのサービスは、用意できる中古車ラインナップの中からクルマを選び、最短1カ月.最長11カ月の期間で、月極め利用するもので、スマートフォンやパソコンから予約が可能。料金には税金やメンテナンス費用、任意保険料などが含まれており、煩雑な契約書の記入や審査などもないため気軽に利用できる。
月額利用料金は車種によって異なるが、ホンダセンシング無し車ならN-BOXが2万9800円、フィットが3万9800円、フリードおよびヴェゼルは4万9800円などで、ホンダセンシングの付いた新しめのクルマだと+1万円となる(いずれも消費税込み)。
フリードだと10カ月使って約50-60万円なのでそれなりの出費にはなるが、短い期間だが継続して使いたい、という人にとってはカーシェアリングより使いやすいかもしれない。トヨタの「KINTO」に続く自動車メーカーによるサブスクリプションサービスで、今後他メーカーの参入も予想されるが、「買わずに済ませたい」というニーズがどの程度あるのか、興味深いところだ。

ル・ボラン2020年4月号より転載

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