フォードGT40が当時無敵を誇った老舗フェラーリを打ち負かすまでの伝説を最も詳細に綴った一冊【新書紹介】

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The Ford That Beat Ferrari : A Racing History of the GT40

フォードがスクーデリア・フェラーリの買収に失敗した後の1963年から物語は始まる。世界で最も権威あるレースの一つに数えられるル・マン24時間耐久レースで雪辱を晴らすべく、フォードは満を辞してGT40の開発に乗り出した。

本編ではアメリカを代表してフォードGT40が当時無敵を誇ったイタリアの老舗フェラーリを打ち負かすまでの過程を写真と共に詳しく収録。主役のGT40はプロトタイプのGT(マークI)から始まり、ワークスチームの推移、1966年にマークIIで初勝利を獲得、翌1967年にマークIVで2連覇という快挙を成し遂げる。そしてプライベーターに引き継がれた車両や現代に生き残ったサバイバーのその後をも綴っている。

GT40を駆った全てのドライバーと全ての個体のレース履歴も網羅した本書は、このGT40の伝説を記した書物の中では最も詳細な作品のひとつと言える。(※本書は2005年以降の情報を追加した第三版)

The Ford That Beat Ferrari : A Racing History of the GT40
20,020円 (税込)
ハードカバー/W245×H290/モノクロ・カラー/英語/496p

情報提供:代官山蔦屋書店

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