「REWITEC(レヴィテック)」鉱物由来のマイクロ粒子コートで“駆けぬける歓び”が格段にアップ!

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有力なBMWスペシャルショップでも取扱いが増えているREWITEC(レヴィテック)。その効果は自身で確かめるほかないが、ここでは日本代理店の代表を務めるミハエル・クルム氏に、この製品への想いを直撃取材した。

クルム氏自身が確かめた効果で半信半疑が揺るぎない信念に

「きっかっけはドイツからの電話でした。お世話になったレーシングチームの監督が、『クルム、凄い製品があるぞ、日本に紹介しな!』って、興奮気味だったんです」

テクニックグループ代表:Michael Krumm(ミハエル・クルム)氏/ドイツ出身のレーシングドライバー。1994年に来日し、全日本F3をはじめSUPER GT等で活躍。

そう語るのは、現在ドイツREWITEC(レヴィテック)の日本代理店を務めるテクニックグループ代表のミハエル・クルム氏。ご存じの通りワークスマシンの開発にも携わる一流のレーシングドライバーである。
「あまりに熱心だったので、半信半疑ながらフランクフルト近郊のREWITEC社で技術説明を受けてサンプルを持ち帰ったんです。ドイツの産学連携で開発した環境製品とのことでしたが、ケミカルなんて効果がマユツバだし、日本でも色々な効果を謳う製品がゴマンと流通していますからね」

排気量に応じて適量をエンジンオイルに注入するPowerShot(左・中)とギアボックス用のG5(右)。通常走行で約5万kmは効果が持続する。

そしてかねてから懇意にしているファクトリーにテスト車GT-R(R32)を持ち込んで、内燃機関用PowerShotの使用前/使用後をシャーシダイナモでチェックした。
「クルマの年式や当時のコンディションも影響したのでしょうが、施工後にパワーが17ps、トルクも15Nmアップしたからエンジニアもビックリです。『ケミカルなんてインチキだ』なんて怒ってたのに(笑)」

機関の潤滑油にこのREWITECを注入すると、シリジウムから形成されるナノ粒子が、ギアやカムシャフトディスクといった擦れ合う金属表面にシリカ皮膜をコーティングして修復・保護を図り、フリクションの低減と耐摩耗性を向上させる効果がある。
「フリクションロスは大きな課題なので、ドイツのREWITEC社は欧州の風力発電や産業用機械への施工がメインです。ちなみに、わたしが600馬力マシンでの通勤でテストしたところ、パワーアップはあまり体感できませんが、燃費が10%くらい改善しました。これはコスト的にも環境的にも優れた効果だといえるでしょう」

現在はスペシャルショップを中心に全国約150店がREWITECを取扱うという。
「最初の反応はわたしと同じマユツバで門前払いもありました。それでも根気よく説明できたのは、これは“正しい” 製品だという信念があったからです。イベントなどで実際にREWITECを使ったユーザーから歓びの声をもらえるのも嬉しいですね」

R32GT-Rのシャシダイテスト値。PowerShot(赤ライン)の効果で低回転域からの出力アップを記録。

ケミカルとしては安くないREWITECだからこそ、もっと多くのユーザーにその存在と優れた効果を知って欲しいという。
「軽快感が得られて燃費も改善される。機関の寿命も伸びるから、クルマを走らせることがもっと楽しくなるはずです」
ビジネス面だけでは語れないクルム氏の情熱を信じてみるのも悪くないのでは?

左がBefore、右がAfterカムシャフトディスクをマイクロスコープで撮影。シリジウム粒子が金属表面のスラッジ部にセラミック質を形成して修復・保護している。

お問い合わせ
テクニックグループ 045-476-4081
http://rewitec.jp/

フォト=小林俊樹/T.Kobayashi BMWコンプリート 2020 WINTER Vol.74より転載

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