この2020年をもってアバルト124スパイダーの生産が終了してしまうことは以前にお伝えしたとおりですが、先日とある国内アバルト・ディーラーの方とお話しをしていたら、メーカーの最終的な受注も終了して、ディーラーからの追加発注なども締め切られたそうです。つまりアバルト124スパイダーは、世界各国それぞれのディーラーが保有してストックできているクルマのみで販売がホントに終了、というわけですね。しばらくぶりに走らせてみて、軽快にして俊敏、コントローラブルで楽しい後輪駆動、持て余さないくらいの絶妙にパワフルなエンジン、いうまでもなく空と仲良くなれるオープンエアのコクピット。あらためてこんな希有なスポーツカーはないな、と実感しました。欲しいと考えてる人はディーラーに急いで!
ル・ボラン2020年4月号より転載
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