女性オーナーと国産車からの乗り換え組が半数以上に

FCAジャパンが輸入販売する「フィアット500／500C」の日本での登録台数が、3月5日で50,000台に達する見込みとなった。登録50,000台目となるフィアット500は同日、フィアット・アバルト三河よりオーナーに納車される予定という。

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フィアット500／500Cのモデルファミリーは2008年3月の国内導入以来、愛らしいスタイリングと低燃費・低排出ガスの環境性能の高さが評価されている。年間の販売台数は10年連続で4,000台を超えており、このほど累計登録台数が50,000台に到達。これはイタリアやフランスなど、日本に輸入されるラテン系乗用車としては初の快挙となる。

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FCAジャパン社長のポンタス・ヘグストロム氏は、以下のようにコメントしている。

「株式会社ウィン様とは1998年に販売契約を締結し、以来20年以上にわたり、我々のブランドの頼りになるパートナーとしてご活躍いただいています。自動車市場としてことに競争が厳しい愛知県ですが、フィアットの販売台数は多く、昨年は東京を抜いて全国第一位でした。今回、愛知県の主要ディーラーであるフィアット・アバルト三河において、50,000台目の登録車両が納車となり、心から嬉しく思います」

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フィアットでは、「マイ・ファースト・フィアット」や「パケット・フィアット」など、他に例のないマーケティング施策を投入。日本における輸入車オーナーの概念を塗り替えようと努力してきた。この結果、フィアット500／500Cモデルファミリーの女性オーナー比率は2005年の15％から2019年は64％に高まっている。また、同様にオーナーの52％は国産自動車からの乗り換えとされた。