1950年代後半から約160台ほど製造したと云われる「250 GT SWB」の中で、輝かしい戦績を誇ったある1台の車生を振り返る【新書紹介】

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Ferrari 250 GT SWB The Remarkable History of 2689GT

イタリアの雄フェラーリが1950年代後半から約160台ほど製造したと云われている「250 GT SWB」にスポットを当てた写真資料集。中でも1961年に誕生したシャシーナンバー「2689GT」を掲げる、輝かしい戦績を誇ったある1台の車生を、本書は振り返る。

ピニンファリーナがデザインした艶かしい曲線美を描くボディと、卓越したメカニズム解説に加え、欧州を中心としたレースフィールド(ル・マン24時間耐久レース、ニュルブルクリンク1,000km耐久レース、スパGP、モンツァなど)で縦横無尽に駆け回った勇姿を、当時の状況説明と共に数多く掲載。そして、後半からはレースを引退してから行われた完全レストア風景と、当時の姿に蘇ってからのドライブ・インプレッション、現オーナー紹介へと続く。巻末にはフェラーリが世に送り出した世紀の傑作をじっくり眺める事の出来る、スタジオ撮影された艶かしい写真が本書を締めくくる。

ファンは勿論モデラーの方にも喜ばれるディティールまで網羅した大作である。

Ferrari 250 GT SWB The Remarkable History of 2689GT
6,160円(税込)
ハードカバー/W290×H250/モノクロ・カラー/英語/128p

情報提供:代官山蔦屋書店

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