【スクープ】これがプーチン大統領の次期公用車? “ロシアのロールス”、アウルス初のSUVをキャッチ!

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ハイブリッドのパワーユニットは598㎰のパワーと880Nmのトルクを発揮!

ロシアが国家的威信をかけ、「コーテージ(儀式の行列)・プロジェクト」として立ち上げた「Aurus」(アウルス)」ブランド初となるSUVのプロトタイプをカメラが捉えた。アウルスとは「Aura(オーラ)」、「Aurum(ラテン語で金)」、「Rus(ロシア)」を融合させた造語。2013年からプロジェクトがスタート、開発にはポルシェなども参加している。2018年には早くもロールス・ロイスを意識した最高級リムジン、「Senat(セナート)」がデビュー。それまでの「メルセデス・ベンツ・プルマン(W221)」代わり、プーチン大統領の専用車となっている。

ネーミングが「Komandant(コマンダント)」となるらしいSUVのプロトタイプは、いまだCピラーやテールライトに開発途上である様子がうかがえる。しかしヘッドライトの内部ユニット、いかにも押し出しの強い大型グリル、コーナーエアインテークなどにベースとなるセナート同様の造形が確認できる。

また、インパネ回りでは最先端のデジタルクラスターやインフォテインメントシステムなどが確認。すでにプレステージSUVらしい風情は十二分だ。

搭載するパワーユニットは、4.4L V型8気筒エンジンを基本としたハイブリッド。システムトータルの最高出力は598ps、最大トルクは880Nmを発揮するという。組み合わせるトランスミッションは9速ATで、駆動方式はもちろん4WDだ。現状、市販モデルが発表される時期は明らかではないが生産開始は2022年からという説が有力。プーチン大統領の新しい専用車になる可能性もあるようだ。

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