アレクサによる音声操作機能の搭載は自動車メーカー初
1月7日、アウトモビリ・ランボルギーニは、Amazon(アマゾン)の音声アシスタンスサービス「Alexa(アレクサ)」を、2020年モデルの「ウラカンEVO」シリーズに搭載すると発表。1月7日〜10日まで米国ラスベガスで開催された国際家電見本市「CES 2020」において、アレクサを搭載したウラカンEVOを披露した。
アマゾン・アレクサの音声操作機能が搭載されるのは、今回ウラカンEVOに採用したランボルギーニが自動車メーカーとしては初めてとのこと。空調やアンビエントライト、シートヒーターなどを簡単な音声コマンドで操作できるため、ドライバーはより運転に集中できる。
さらに音声による電話の発信やナビゲーションの操作、音楽の再生、ニュースや天気予報のチェックも可能だ。4WD仕様のウラカンEVOでは、アレクサをさらに後輪操舵やトルクベクタリングシステムを制御するLDVI(ランボルギーニ・ディナミカ・ヴェイコロ・インテグラータ)とも統合。新たなレベルの音声操作機能を実現する。
アレクサの搭載によって、アレクサに対応する各種接続デバイスともつながる。たとえば、ウラカンEVOに話しかけるだけで自宅玄関から部屋の空調や照明を操作できたり、ガレージのシャッターを遠隔で開閉できる。
アマゾン・アレクサのオプションは2020年内に、RWDモデルを含むウラカンEVOシリーズの全モデルに導入される予定だ。
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