ワールドソーラーチャレンジ、 東海大が2位に

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工学院大学は5位でテクニカルイノベーション賞を獲得。 高校生チームも健闘

2年に1度開催される国際ソーラーカーレース「2019ブリヂストン・ワールドソーラーチャレンジ」が10月13日にスタート、18日ゴールの日程で開催され、44のチームが参戦。日本からも4チームが参戦しオートラリア大陸縦断に挑んだ。

結果はベルギーからやってきたアゴラ・ソーラーチームが3019kmを86.6km/h(平均速度、 以下同)で走りきって優勝。実績のある日本の東海大学チームも健闘したが86.1km/hで僅差の2位。3位の米国ミシガン大学チームが79.6km/hなので、上位2チームはかなりレベルの高いレースを展開したことになる。また、工学院大学チームは72.1km/hで5位となったが、ソーラーカーでは初のハイドロニューマチックサスペンション搭載が評価され、特別賞となる「テクニカルイノベーションアワード」を受賞している。
名古屋工業大学チームも健闘して66.5km/hで8位となり、 日本の大学チームの水準の高さを証明。 さらに唯一の高校生チーム、 広島の呉港高校チームは58.9km/hで走行距離は2719kmと3000kmには達しなかったが13位という成績を残している。
全車がブリヂストン・エコピアのソーラーカー専用タイヤを装着して走るこのレース。2年後の次回以降、南オーストラリア州政府観光局との合意のもと2030年までブリヂストンが冠スポンサーとなり、継続開催されることも決定している。

ル・ボラン2020年1月号より転載

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