【スクープ】3年ぶりに姿を現した「ヒュンダイ・ヴェロスターRM19」とは何者?

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ほぼフルヌードの状態でニュルブルクリンクに登場したミッドシップのヴェロスター

韓国ヒュンダイのコンパクトハッチ、「ヴェロスター」のハードコアモデルである「RM19」のプロトタイプをフルヌード姿で捕捉した。RMシリーズは、ヴェロスターをベースに同社のハイパフォーマンス部門が手掛けた高性能モデルだ。

車名のRM19とは、「レーシング・ミッドシップ2019」を意味している。ヴェロスターがFFであるのに対し、こちらはエンジンをミッドシップにマウントした後輪駆動となる点が最大の特徴となる。このモデル、実は2016年にもフルカモフラージュされた開発車両がキャッチされていて、プロトタイプの存在を確認したのは実に3年ぶりとなる。

今回のプロトタイプは、2019年1月に公開された「ヴェロスターN TCR」と多くの共通点を持っているが、顕著な違いはボンネットのデュアルエアバルジがワイドな横型とされ、サイドミラーがコンパクトに変更されていること。また、今回のプロトタイプにはフロントスプリッター、立体的なサイドスカート、大型リヤウイング、ド派手なディフューザーなど攻撃的なエクステリアに仕立てられていることも興味深い。

そのボディは、アルミスペースフレーム構造+CFRP(カーボンファイバー強化樹脂)により大幅な軽量化を実現。ミッドマウントされるパワーユニットは、2L直列4気筒直噴ターボで最高出力300ps、最大トルク383Nmを発揮するとみられている。おそらく、このプロトタイプはサーキット専用もしくはそれに準じる仕様と思われるが、遠からずロードバージョンも姿を現すはずだ。

 

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