「ルコックスポルティフ」とコラボした限定車も登場

8月22日、ルノー・ジャポンはマイナーチェンジを受けた新型「トゥインゴ」を導入し、同日より発売した。消費税8%込みの車両本体価格は1,950,000円だ。

新型では、新世代ルノーブランドを象徴するCシェイプLEDランプを組み込んだヘッドライトとリヤコンビランプのほか、新デザインの前後バンパーや15インチアロイホイールを採用し、より洗練されたルックスに生まれ変わった。

前後バンパーのデザイン変更に伴い、ボディサイズは全長3645×全幅1650×全高1545mmとなったが、狭い路地などでも扱いやすい小回り性の高さは従来型と変わらない。

装備面では、新たに7インチタッチスクリーンを組み合わせるマルチメディア「イージーリンク」を採用。これにはスマートフォンのミラーリング機能が搭載されるほか、SiriやGoogleアシスタントを利用した音声認識機能も組み込まれている。これとともにインテリアではセンターコンソールやシフトノブのデザインを一新している。そのほか安全装備として、車線逸脱警報機能やタイヤ空気圧警報が新たに装備された。

なお、92ps/135Nmを発揮する0.9L直列3気筒ターボと6速DCT（EDC）を組み合わせるパワートレインは基本的に従来型を踏襲しているが、最高出力値が2ps向上している。

さらに、新型の登場を機に、フランスのスポーツブランド「ルコックスポルティフ」とのコラボレーションによって誕生した150台の限定車「トゥインゴ・ルコックスポルティフ」も登場。こちらは8月22日から受注がスタートし、10月下旬に登録開始が予定されている。消費税10%込みの車両価格は2,140,000円だ。

この限定車は、ホワイト系の専用ボディカラー「ブラン クォーツ・メタリック」を採用したほか、コーナリングランプ機能付きフロントフォグランプや専用のサイドストライプやデカール、キッキングプレート、16インチアロイホイールを装着。ドアミラーカバーがルージュ色となるのもこのモデルの特徴だ。

写真は本国仕様。日本仕様は右ハンドルとなる。

ダッシュボードなどの一部がルージュ色となる専用インテリアでは、レザー調×ファブリックコンビシート（前席ヒーター付き）や専用ロゴプレート、4スピーカー＋サブウーファー、バックソナー＋カメラといったアイテムを採用し、ルコックスポルティフ独自の1台に仕立てられている。