ルノーのヒット作、「キャプチャー」がフルモデルチェンジ!

全ての画像を見る

2020年にはプラグインハイブリッド仕様が追加

7月3日、ルノーはフルモデルチェンジを受けて2代目となった新型「キャプチャー」を本国で発表した。

2013年に都市型コンパクトSUVとして誕生した「ルノー・キャプチャー」は、多くの支持を獲得しているヒット作。これまでに世界で累計120万台を超える販売を記録し、フランスおよび欧州市場ではクラストップの人気モデルとなっている。

日本導入が待たれている新型「クリオ(日本名ルーテシア)」にも採用された、新世代の「CMF-Bプラットフォーム」を採用した新型キャプチャーのボディサイズは全長4228×全幅1797×全高1566mmで、ホイールベースは2639mm。このサイズは従来型より全長が約110mm、ホイールベースは約20mm長いものとなる。

ボディサイズ拡大により、後席ニースペースが17mm広がったほか荷室容量は従来型より81L増となる536Lを実現。ちなみに、分割可倒式の後席シートバックを倒せば、最大1.57mの長尺物が積み込めるスペースが得られる。

エンジンはガソリン仕様が「TCe100」と「TCe130」、「TCe155」の3機種、ディーゼル仕様が「Blue dCi 95」と「Blue dCi 115」の2機種を設定。トランスミッションはエンジンに合わせて5速MT、6速MT、7速DCTを組み合わせる。さらに2020年には新型クリオ(ルーテシア)にも採用されたプラグインハイブリッドの「E-TECH」が設定される見通しだ。

エクステリアは新世代ルノーのデザインエレメントが用いられ、よりダイナミックで洗練されたものとなった。LEDのヘッドライトにはC字型のシグネチャーを採用。リヤコンビネーションランプもフロントに合わせたシャープなデザインとなり、新世代モデルがアピールされている。

10.2インチのデジタル式のメーターや、縦型の9.3インチメルチメディアタブレットをセンターパネルに装着する「スマートコックピット」の採用も新型の特色。センターコンソールは「フライングコンソール」と呼ぶフローティング形状が特徴で、シフトセレクターなどの操作性と小物類の収納性を両立させた形状となっている。

デジタルメーターやマルチメディアタブレットを活用したコネクティッド技術「ルノーイージーコネクト」の採用もニュース。「My Renault」アプリにも対応し、新型キャプチャーでは“つながる”環境も整っている。

先進運転支援システム「ADAS」は新型キャブチャーの場合、「運転」、「駐車」、「安全」の3つのカテゴリーで強化が図られている。歩行検知機能付きエマージェンシーブレーキやリヤクロストラフィックアラート、360°カメラシステムなどが積極採用。多角的に安全性や運転支援機能を高めている。

なお、2代目の登場と同時に発表された特別仕様の「イニシャル・パリ」には、ボディカラーにアメジストブラックを設定したほか、専用デザインの18インチホイールやインテリアトリムなどを採用。エレガントなイメージを高めた仕立てとなっている。

注目の記事

「ル・ボランCARSMEET」 公式SNS
フォローして最新情報をゲット!