【スクープ】空力性能は日産GT-Rをも凌ぐ!? 次期「メルセデス・ベンツCクラス」がニュルでテスト開始

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数々のハイテク装備を満載して2020年にアンヴェール

メルセデス・ベンツの主力4ドアセダン、次期「Cクラス・セダン」がニュルブルクリンクで高速テストを開始した。

とはいえ、デビューまでまだ間があるためキャッチされたテスト車の艤装はいまだ入念。エクステリアの詳細については、続報を待たねばならない状態だ。しかし、現段階でもハードウェアに関する情報は入ってきている。まず、次期Cクラスでは軽量化に特化した「MRA2アーキテクチャー(メルセデス・リヤホイール・アーキテクチャの第2世代)」を採用。これは、EVブランド「EQシリーズ」に採用される「EVA(電気自動車アーキテクチャー)」と一部コンポーネントを共有するようだが、外装については空力特性も大幅に進化。CLAを彷彿とさせるシルエットから察せられる通りCd値は0.25をマークするという。これは現行「Cクラス・クーペ」の0.29はもとより、日産GT-Rの0.27をも凌ぐ数値だ。

次期Cクラスでは、ハイテク装備にも注目だ。スマートフォンでのリモートパーキングのほか、レーザー技術なして600mを照らすヘッドライトシステムを採用。インテリアも激変しアウディ、BMW、ダイムラーの連合で買収した地図情報サービス大手「HERE」社の最高級デジタルマップを採用するほかWLAMホットスポットを含むオンライン接続が3年間無償利用できるようになるとか。また、仮想ボタンにより幅30cmのディスプレイに3Dナビゲーション画面が拡大表示される機能も搭載されるようだ。

パワートレインは、「EQブースト」をメインとした電動化が進む。ベーシックは1.5L直列4気筒ガソリンターボ+マイルドハイブリッドで、このほかに2L直列4気筒ディーゼルターボ+マイルドハイブリッドやEV航続距離が100kmに達するという直列4気筒エンジン+電気モーターのプラグインハイブリッドなどが用意される。その注目のワールドプレミアは2020年という説が有力だ。

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