【国内試乗】「三菱ekワゴン/ekクロス」迫力満点の“デリカ顔”はお好き?

相澤隆之
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2019/06/16 16:00

キャラクターが異なる2タイプのモデル展開

ミツビシの人気軽ハイトワゴンの「ekシリーズ」が4代目へとモデルチェンジ。従来の「カスタム」がSUVタイプの「クロス」へと大きく様変わりした。最近注目を集めている軽SUVクロスオーバーの中で、果たしてヒットを飛ばすことができるのか?

近年、多彩なボディタイプが発売されている軽自動車市場において、10年前と大きく違うのが、ユーザーがボディカラーやスタイル・外観を重視していることであるという。そんなマーケット動向を加味して導入されたのが、ミツビシekシリーズの新コンセプトモデルとなる「ekクロス」だ。


SUV風のルックスが与えられたekクロスの最大の特徴は、ひとめ目でわかる通りデリカD:5に似た「ダイナミックシールド」を採用したフロントマスクである。その押し出し感は、従来の軽自動車デザインの枠を超えたとも思えるほどの迫力。室内もブラック/ブラウン系の2トーンカラーによりポップな雰囲気で、スライドできる後席は、広々とした足元のスペースを実現しているなど、ユーティリティも優れている。

一方でekワゴンは従来からのいわゆる軽ハイトワゴンの正統派デザインテイストを継承。7色のカラーバリエーションに多彩な小物の収納スペースを備え、女性ユーザーにも好まれるテイストに仕上げられている。特に収納スペースは、カップホルダーを筆頭にスマートフォンやティシュボックス、車検証に至るまで工夫が凝らされた造りが特徴だ。

ekワゴンのほうは正常進化的なモデルチェンジ。立体感 あふれるスタイルは、三菱らしいデザインといえるもの。ボディカラーは全7色が用意される。

スライドするリアシートにより、荷室容量の増減できるのが特徴。床下にも収納スペースを設けるなど(2WD)使い勝手も良好だ。

今回のekシリーズは、日産との合弁会社であるNMKVが開発を担当し、プラットフォームやパワーユニットを共用。エンジンはノンターボでも十分な加速を披露し、ターボモデルではいっそうパワフルだ。ステップシフトが採用されたCVTのフィーリングも小気味よく、爽快な走りが味わえる。ハンドリングも終始安定しており、しっかり感も高く安心してコーナーを走ることができた。

今回の新型で二極化とも思えるほどキャラが明確に差別化されたekシリーズ、あなたはSUVルックと正統派デザインのどちらがお好みだろうか?

フォト:柏田芳敬(Y.Kashiwada)

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