高機能はセダン譲り? ワゴンボディの新型「BMW 3シリーズ・ツーリング」が登場

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ボディサイズ拡大にともない積載性もアップ

6月12日、BMWは新型「3シリーズ・ツーリング」を発表した。初公開の場は、6月25〜27日にドイツ・ミュンヘンのBMWワールドで開催されるイベント「♯NEXTGen」。市場への導入は、9月末を予定している。

ボディサイズは全長4709×全幅1827×全高1440mmで、ホイールベースは2851mm。従来型と比べて全長で76mm、全幅は16mm、全高が8mm拡大した。ホイールベースは41mm長くなっている。

ボディサイズの拡大にともない、ステーションワゴンとしての積載性も向上。荷室の容量は従来型より5Lプラスとなる500L(通常時)を確保。荷室は従来型より幅で112mm、高さが30mm拡大されている。後席は40対20対40の分割可倒式を継承。荷室容量は後席シートバックのアレンジで最大1510Lに増やすことができる。ガラスハッチだけの開閉が可能なテールゲートも、従来型から受け継がれた美点だ。

スタイリングの基本テイストはひと足先に登場した新型3シリーズ・セダンと共通しており、大型化されたキドニーグリルやスリムなヘッドライトが特徴的。一部の仕様にはT字型のエアインテーク&エアアウトレットが前後バンパーに備わり、スタイリッシュな印象を高めている。

ドライバーオリエンテッドなコックピット設計をはじめ、インテリアも基本デザインは新型3シリーズ・セダンに準じている。新世代のインフォテインメントシステムやインテリジェントパーソナルアシスタントも、新型3シリーズ・セダンと同様に採用されている。

エンジンはガソリンとディーゼルそれぞれで3機種ずつ設定された。ガソリン仕様はMパフォーマンスモデルの「M340i xDrive」をトップに、「330i」/「330i xDrive」、「320i」を、ディーゼル仕様は「330d xDrive」と「320d xDrive」/「320d」、「318d」をラインアップ。トランスミッションは8速ATで、一部のグレードには6速MT仕様も用意されている。

Mパフォーマンス(M340i xDrive)

トリムは多彩に設定された。「Mパフォーマンス(M340i xDrive)」のほか、「Mスポーツ」、「スポーツライン」、「ラグジュアリーライン」、「アドバンテージライン」の合計5種類で、トリムによって内外装の仕上げや装備内容が異なっている。

Mスポーツ

スポーツライン

ラグジュアリーライン

アドバンテージライン

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