衝突安全性試験で最高評価の5つ星を獲得

ユーロNCAPはこのほど、今年4月に日本で発売されたトヨタの新型「RAV4」のクラッシュテストを実施し、総合評価で最高の5つ星を獲得したことを発表した。

ユーロNCAPの安全性試験で最高評価となる5つ星を獲得するには、「成人乗員保護性能」で80%以上、「子供乗員保護性能」で75%以上、「歩行者保護性能」で60%以上、「安全補助装置」で50%以上という4項目をすべてクリアしなければならない。

新型RAV4の試験結果はハイブリッドの4WD車だったのだが、「成人乗員保護性能」で93%、「子供乗員保護性能」で87%、「歩行者保護性能」で85%、「安全補助装置」で77%という評価。各項目で基準を大幅に上回り、総合5つ星を獲得した。とくに歩行者保護性能や安全補助装置の評価が高水準だったことは数値から見て取れる。

ユーロNCAPでは新型RAV4のほか、新型「マツダ3」（試験結果は順に98%・87%・81%・73%）や、トヨタ・カローラスポーツ（同95%・84%・86%・77%）、レクサスUX （同96%・85%・82%・77%）も試験結果を公表。これらのモデルも５つ星を獲得し、高水準の安全性が備わっていることが実証されている。

■関連記事

• 時代とともに変容するラグジュアリーカーのカタチ、国産ラグジュアリーの到達点「トヨタ・センチュリー」
• 【スクープ】トヨタ「ハイラックス」が9年ぶりフルモデルチェンジへ！ ライバルとされる三菱「トライトン」はどうなる？