世界50台限定の「OHMSSエディション」

5月22日、アストンマーティンは映画「女王陛下の007（原題：On Her Majesty’s Secret Service）」の公開から50周年を記念して、「DBSスーパーレッジェーラ」をベースにした特別限定モデル「OHMSSエディション」を世界50台限定で発売すると発表した。英国市場における車両価格は「300,007ポンド」（約4211万円）で、カスタマーへのデリバリーは2019年の第４四半期からはじまる見通しだ。

この限定モデルは映画「女王陛下の007」のボンドカーとしてスクリーンを飾った1969年の「アストンマーティンDBS」がモチーフ。ボディは劇中に登場したオリジナルDBSと同様にオリーブグリーンにペイント。そのほか、グロスカーボンのエクステリアボディパックやブライトベーン仕様のフロントグリル、グロスブラックの21インチホイールといったアイテムが採用されている。

ブラックが基調となるインテリアは、レッドステッチを施すレザーシートや、レザーとカーボンを用いたステアリングホイール、レッドティンテッドカーボンシフトパドル、オープンポア仕上げのトリムインレイなどによって独特の雰囲気を放つ。オーディオシステムはバング&オルフセン製で、サブウーファーカバーにはこのモデルならではの刺繍が入る。

エクステリアではフロントフェンダー部のアルミサイドストレーキに、インテリアではドアのスカッフプレートなどに「OHMSS EDITION」が表示されている。

なお、オプションでトランクに綺麗に収まるオーダーメイドのドリンクケースを用意。このケースにはシャンパン2本とシャンパンフルート4本が収納できる。