M3には3タイプのグレードが設定される!?
BMWの屋台骨、「3シリーズ」の最強モデルである「M3セダン」最新プロトタイプをカメラが捉えた。
カモフラージュはまだまだ重く、確認できるのは、ワイドなホイールアーチ、テールライト、クワッドエキゾーストパイプ程度となっている。しかしパワートレイン情報は明確に流れている。注目はM3史上初めて3つのグレードが設定されることだ。1つ目は、「ピュア」と呼ばれる軽量化に特化したモデルで、新開発の3L直列6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は444psを発揮する。続いては「ベース」と呼ばれるグレードで、6速MTと組み合わされるFRピュアスポーツモデルとなる。これは最高出力が475psとなりそうだ。そして最強モデル「コンペティション」には、「M xDrive」四輪駆動が搭載され、最高出力は510psが予想される。 最新情報では、「ピュア」以外には新開発の8速AT設定の可能性もあるようだ。
また3つのグレードには、「アダプティブサスペンション」と「リミテッドスリップディファレンシャル」が標準装備されるほか、「コンペティション」にはカーボン・セラミックブレーキ」がオプション設定される見込みだ。
これまで噂のあった「M3ツーリング」は、残念ながら続報が入っておらず、発売は微妙な状況となっている。しかし、「M4」に5ドアの「M4グランクーペ」が初めて設定される可能性が高いようだ。
「M3 セダン」のワールドプレミアの場は、「M4クーペ」と共に9月のフランクフルト・モーターショーが予想されている。また「M4グランクーペ」は、2020年以降となるだろう。