大弛峠3Dマップ
◎所在地:山梨県山梨市/長野県川上村◎ルート:川上牧丘林道◎標高:2360m◎区間距離:31.5km◎高低差:1070m◎冬季閉鎖:11月上旬-5月下旬 (山梨県側は12月上旬-)
【A】中津川林道(なかつがわりんどう)
関東山地を越えるダート
荒川の支流、中津川の渓谷沿いに関東山地へと分け入って行く林道。未舗装区間は埼玉/長野県境の三国峠(標高1740m)までの約18㎞。●正式名称:市道大滝幹線17号線/冬季閉鎖12月1日-4月31日/0494-55-0861(秩父市大滝総合支所地域振興課)
【B】森の交流館(もりのこうりゅうかん)
オオカミの血を引く猟犬
猟犬としての勇敢さを保つため、山中でニホンオオカミと交配させたという伝承も残る川上犬。川上村役場隣の“森の交流館”には川上犬の飼育舎があり、いつでも見学することができる。●入館無料/9:00-17:00/毎月15日と月末休館/0267-97-2518
【C】川上そば善慶庵(かわかみそばぜんけいあん)
付け出しは名産のレタス
高原野菜とともに川上村の名物となっているのが川上そば。ここ善慶庵は村のおばちゃんたちが切り盛りする店で、打ち立てのそばを堪能できる。レタスや漬け物など、たっぷりの付け出しも嬉しい。●11:00-19:00/木曜定休/川上村原836-8/0267-97-2660
【D】大弛小屋(おおだるみごや)
満天の星空と出会える
奥秩父山地の縦走路の中継地として戦後開設された山小屋。大弛峠のすぐ脇にあり、昼時はカレーやうどんなどの軽食も提供。電気が来ていないだけに夜の星空は見事なもの。●1泊2食付7,500円(素泊まり4,500円/テントサイト利用800円)/090-7605-8549
【E】花かげの湯(はなかげのゆ)
肌に優しいアルカリ単純泉
美人の湯とも呼ばれる泉質の良さから、地元の人や登山客で賑わう公共の日帰り温泉施設。隣接するレストランではメガ盛りの“富士山丼”が人気。●日帰り入浴料500円/10:00-21:00(冬季は20:30まで)/月曜定休/山梨市牧丘町窪平453-1/0553-35-4126
アクセスガイド
山梨側からアプローチする際は、東京方面からだと中央道・勝沼IC、名古屋方面からだと一宮御坂ICで降りるのが便利。大弛峠まではどちらも約40km/1時間少々の道のり。長野県側の起点、川上村へは中央道・長坂ICから国道141号などを経由して約67km/1時間40分。休日、大弛峠の駐車場は早朝から満車となってしまうので要注意。
山梨市のご当地グルメ“巨峰おざら(冷やしほうとう)”。やぶそば利休(050-5870-2891)などで味わえる。
川上村の廻り目平にある公共の宿泊施設、金峰山荘。ここにはキャンプ場も併設。
中津川林道は、群馬/埼玉/長野の県境が交わる三国山の南側を抜けていく。