御坂峠3Dマップ
◎所在地:山梨県笛吹市/富士河口湖町◎ルート:国道137号/県道708号◎標高:1300m◎区間距離:30.8km(一宮御坂IC-河口湖畔)◎高低差:950m◎冬季閉鎖:12月上旬-4月下旬
【A】みさか桃源郷公園(みさかとうげんきょうこうえん)
甲府盆地を一望する桃の里
周囲を桃畑に囲まれ、南アルプスや八ヶ岳連峰、甲府盆地を一望にできる公園。花の見頃は例年4月20日前後だが、標高の高い場所では5月の連休まで楽しめる。●入場無料(8:30-20:00・季節により変動)/笛吹市御坂町尾山650/055-262-1120
【B】白須うどん(しらすうどん)
看板のない民家風うどん店
噛んでも噛んでも押し返してくるような弾力をもつ極太麺は、吉田うどんならではのもの。メニューは「あったかいの(かけ)」と「つめたいの(つけ)」の2種類のみで、ともに350円。●11:00-15:00/日曜定休/富士吉田市上吉田3296-1/0555-22-3555
白須うどんは店内も一般の民家そのもの。玄関で靴を脱いで座敷に上がり、仏壇の前でいただく。
ご主人みずからが打ち、茹で上げる極太麺。これが風味豊かなダシやキャベツの甘みと絶妙にマッチ。
【C】忍野八海(おしのはっかい)
富士の雪解け水が湧き出す
山中湖の北に広がる忍野村には、富士の伏流水が生んだ池が8つあり、これらを「忍野八海」と呼んでいる。写真の湧池の湧水量は毎秒2.2トン。周囲には水飲み場や銘水で打つそば店なども点在。●忍野村忍草/0555-84-4222(忍野村観光協会)
【D】鳴沢氷穴(なるさわひょうけつ)
夏でも涼しい氷の洞穴
活発な火山活動を繰り広げてきた富士山の周辺には熔岩洞穴が点在している。そのひとつ、鳴沢氷穴は内部の年平均気温が3℃。奥は1年を通じて氷に覆われている。●入場料350円/8:30-18:00(季節により変動)/鳴沢村8533/0555-85-2301
【E】休暇村富士(きょうかむらふじ)
ペンキ画ではなくホンモノ!?
富士山の眺めが自慢の宿。のんびり湯に浸かりながら、まるで絵に描いたような富士を拝むことができる。●1泊2食付12,660円(平日1室2名利用時の1名分)から/日帰り入浴料800円(富士宮市お住まいの方は650円、11:00-14:00/火曜定休)/富士宮市佐折634/0544-54-5200
アクセスガイド
御坂峠に最も近いのは中央道・一宮御坂ICで、調布ICからは約90km(通常料金2,610円)、インターから峠までは約20km。名古屋方面からは新東名を新富士ICまで走り、河口湖側から峠をめざすと約250km。山麓から富士の眺めを一日たっぷり味わいたいなら、太陽の動きに合わせて東麓→南麓→西麓の順に巡るのがお勧めだ。
銘水の多い富士山麓。道の駅・富士吉田の湧き水もそのひとつで、多くの人が水汲みにやって来る。