伊豆半島の稜線から海越しの富士を仰ぐ(静岡県・仁科峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】

仁科峠3Dマップ

◎所在地:静岡県西伊豆町/伊豆市◎ルート:県道59号伊東西伊豆線◎標高:900m◎区間距離:36.5km◎高低差:892m◎冬季閉鎖:なし

【A】独鈷の湯(とっこのゆ)

弘法大師が見つけた源泉
修善寺温泉の中心を流れる桂川に湧き出す湯。弘法大師が法具の独鈷で岩を打ち砕き、霊泉を噴出させたと伝わる。かつては入浴もできたが現在は無料の足湯。近くには日帰り温泉施設『筥湯(はこゆ)』もある。●無料/0558-72-2501(伊豆市観光協会修善寺支部)

【B】川端の宿・湯本館(かわばたのやど・ゆもとかん)

『伊豆の踊子』を執筆した宿
生前の川端康成氏がたびたび訪れ、長期逗留した温泉宿。『伊豆の踊子』を執筆した部屋(見学可)も当時のままに残されている。狩野川に面した露天風呂が人気で日帰り入浴も可(要:問合せ)●1泊2食付き16,350円から/伊豆市湯ヶ島1656-1/0558-85-1028

【C】わさびの駅(わさびのえき)

地下1000mから湧く深層水
有料(100円/15L)にもかかわらず、多くの人で賑わう取水スタンド。地下1000mから汲み上げる天城深層水はご飯やコーヒーの味を引き立て、長期保存できるので防災備蓄水にも最適。●7:00-19:00(取水時間)/西伊豆町大沢里628-1/0558-58-7315

【D】大田子海岸(おおたごかいがん)

西伊豆町は夕陽日本一の町
平成17年に『夕陽日本一宣言』を行なった西伊豆町には絶好の夕陽展望スポットが数多く点在している。なかでもお勧めは『日本の夕陽百選』にも選ばれた大田子海岸で、茜色に染まる入り江の風景には心が洗われる。●0558-52-1114(西伊豆町商工観光課)

【E】民芸茶房(みんげいさぼう)

おいしい自家製の干物に舌鼓
地場の干物のおいしさを堪能できるのがこのお店。ひもの定食(1,080円)のほか、写真の日替わりランチ定食(1,620円)などが人気。向かいには同経営の豊崎ホテル(1泊朝食付き7,020円)もある。●7:30-20:30/無休/松崎町松崎495-7/0558-42-0773

アクセスガイド

仁科峠の東側起点、湯ヶ島温泉までは新東名・沼津長泉ICから駿河湾環状道路(国道1号バイパス:無料)、伊豆中央道(普通車200円)、修善寺道路(普通車200円)などを通って40kmあまり。途中、渋滞がなければ1時間少々で行ける。東京方面からだと東名・厚木ICから小田原厚木道路、箱根新道経由でも時間的にはほとんど変わらない。

仁科峠のすぐ北にある風早峠からそのまま北上すると、県道411号を経て県道127号、かつての西伊豆スカイラインへと至る。

海の幸も山の幸も楽しめるのが伊豆の魅力。上は仁科にある河津屋食堂(0558-52-0049)の塩かつおうどん。下は修善寺にある駿河亭(0558-72-9577)の鮎そば。

掲載データなどは2016年7月末時点のものです。実際におでかけの際は、事前に最新の情報をご確認ください。

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