伝統のイベントにジープとモパーが魅力的なコンセプトモデルを一挙投入

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新型ピックアップ「グラディエーター」をベースに6タイプを製作

FCA(フィアット・クライスラー・オートモビルズ)はこのほど、4月13日〜21日に米国ユタ州モアブで開催されるイベント「第53回ジープ・モアブ・イースター・サファリ」において新型ラングラーのピックアップトラック仕様「グラディエーター」をベースにした6モデルのコンセプトを発表すると予告した。

「ジープ・ウェイアウト」は、荷台にポップアップ式のルーフトップテントを装備。キャンプシーンでの使い勝手を高める広大なキャノピーを実現するカスタムだ。

「ジープ・フラットビル」は、モトクロスの世界観を融合したモデルで、ダート用バイクの運搬に適した仕立て。専用開発のバンパーやスキッドプレートにより、悪路走破性をさらに高めている。

「ジープM-715 5クオーター」は、1968年に登場したヴィンテージ軍用モデルM-715グラディエーターへのオマージュとして開発。レトロなスタイルをモダンなコンポーネントで実現。フロントマスクではカーボンファイバー製パーツを多用するなどディテールにもこだわっている。

「ジープJ6」は、1970年代後半のクラシックなスタイルをイメージした、シングルキャブのトラック。ジープのカスタマイズブランド「モパー」のパフォーマンスパーツを採用し、外観は1978年に登場した「Jeep Honcho」をオマージュしたものだ。

「ジープJTスクランブラー」は、1980年代初期に登場したCJ8スクランブラーをイメージしたスタイリングが特徴。高性能版のルビコンをベースにレトロなカラーリングを採用。フロントグリルや荷台のスポーツロールバー上部にLEDの補助灯が追加されるなど、そのイメージを忠実に再現している。

「ジープ・グラディエーター・グラビティ」は、ロッククライミングがテーマ。ルビコンをベースに、モパーのカスタムパーツによって、ドアパネルをスポーツロールバー製に換装するなど、キャビンの開放感を高めている。荷台にはロープやカラビナ、ヘルメットといったロッククライミング用具専用の収納システムが搭載されている。

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