枝を折りつつ進んだ秘境に延びる銀の道(新潟県・枝折峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】

枝折峠3Dマップ

◎所在地:新潟県魚沼市◎ルート:国道352号◎標高:1065m◎区間距離:約22km◎高低差:793m◎冬季閉鎖:11月上旬-6月上旬

【A】ランプの宿 駒の湯山荘(らんぷのやどこまのゆさんそう)

ランプで過ごす一軒宿
大湯温泉の奥、国道352号から南にそれた山道の行き止まりにある静かな一軒宿。自家発電のため館内の照明はランプが主体。自慢の温泉は毎分2トンという豊富な湯量を誇り、混浴の露天などもある。●1泊2食付き9,950円から/090-2560-0305(衛星電話)

山菜やキノコ、渓流魚など、山の幸をたっぷりと味わえる駒の湯山荘の夕食。

200年以上の歴史をもつ檜枝岐歌舞伎。森の斜面に作られた舞台はまるでスタジアムのように石段(観客席)で囲まれている。

駒の湯山荘の混浴露天風呂。数年前の水害で小屋が流され、現在は完全な露天!?

【B】奥只見湖展望台(おくただみこてんぼうだい)

ダムから奥只見を一望
シルバーラインの終点にある奥只見ダム。ここからは湖を周遊したり、銀山平や尾瀬口との間を往復する遊覧船も運行(周遊コース980円/所要時間40分)。水上からのんびりと景色を楽しむこともできる。●入場無料/営業期間6月-10月/025-795-2750

【C】奥只見シルバーライン(おくただみしるばーらいん)

果てしなく続くトンネルの道
奥只見ダム建設のため、3年の歳月をかけ昭和32年(1957年)に完成。全長22kmのうち18kmがトンネル区間で、二輪車と歩行者は通行禁止。●正式名称:県道50号小出奥只見線/冬季閉鎖1月中旬-3月下旬/025-792-7535(奥只見郷インフォメーションセンター)

【D】そば処 開山(そばどころかいざん)

檜枝岐に伝わる十割そば
檜枝岐では昔から十割そばが伝統。そば粉を小分けに延ばし、裁断するように切っていくことから「裁ちそば」と呼ばれる。ここ開山では、もりそば(800円)のほか、蕎麦餅や蕎麦団子も人気。●10:00-17:00/無休/檜枝岐村上ノ原537-3 /0241-75-2039

【E】尾瀬檜枝岐温泉 燧の湯(おぜひのえまたおんせんひうちのゆ)

木立に囲まれた露天風呂
檜枝岐村の中心部、舟岐川に面する高台に建つ日帰り温泉施設。木立に囲まれた大露天風呂のほか、打たせ湯や寝湯、泡風呂などもあり、のんびりと湯浴みを楽しめる。●入浴料500円/6:00-21:00(冬季は12:00-20:00)/火曜午前中定休/0241-75-2290

アクセスガイド

関越道・小出ICから銀山平までは国道352号とシルバーラインを使えば約25km/50分。一方、枝折峠を越えて国道352号のみで行くと、距離は6kmしか違わないものの、険しい山道のため所要時間は2倍近くかかってしまう。銀山平から尾瀬国立公園の北側、檜枝岐村まではこれまた険しい山道で58kmの道のり。

 

掲載データなどは2016年7月末時点のものです。実際におでかけの際は、事前に最新の情報をご確認ください。

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