イタルデザインのダ・ヴィンチ・コード?

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EVのプレミアムGTコンセプトが登場

フォルクスワーゲングループに属するイタリアの名門カロッツェリア「イタルデザイン」は、3月5日〜17日まで開催されているジュネーブ・モーターショー2019において、EVのコンセプトモデル「ダ・ヴィンチ・コンセプト」を初披露した。

車名のとおり、このコンセプトは「モナリザ」や「最後の晩餐」といった数々の名作を残したイタリアのルネサンス期を代表する芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチへのオマージュを、4人乗りのプレミアムGTカーで表したもの。

ボディサイズは全長4981×全幅1966×全高1392mmで、ホイールベースは2900mm。サイズやフォルムとしてはベントレーのコンチネンタルGT(全長4850×全幅1965×全高1405mm、ホイールベース2850mm)に近く、GTクーぺらしい流麗なルーフラインの持ち主だ。ガルウイングドアが採用された点も特徴だ。

22インチのホイール(タイヤサイズは)もこのモデルの存在感の高さを際立たせている。285/30R22サイズのタイヤは、EVやハイブリッド車用に特別に開発された「ピレリPゼロ・エレクト」が装着されている。

前後のオーバーハングは切り詰められており、キャビンスペースを最大限に確保。インテリアは、インパネにメーター、センターコンソール、助手席前方の3カ所にデジタル液晶パネルが装着され、上質な素材と合わせて先進的で洗練性の高さを感じさせる雰囲気。アルカンターラが貼られたダッシュボードには、空調などの操作系を透過して表示する手法も取り入れられている。エアコンルーバーなどには六角形モチーフが与えられた。

EVパワートレインの詳細は明かされていないが、このボディをベースとしたガソリンエンジン車の設定も視野に入れられているとのことで、その場合は4L V型8気筒エンジンの搭載が想定されているとのこと。

 

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