走破性自慢の「トレイルホーク」は2Lターボを新搭載
FCAジャパンは、2018年10月にマイナーチェンジしたジープのミッドサイズSUV「チェロキー」のラインアップに、ベースグレードの「ロンジチュード」と高いオフロード性能を誇る「トレイルホーク」の2モデルを追加。3月9日より発売を開始する。消費税込みの車両本体価格は、ロンジチュードが4,290,000円でトレイルホークは4,840,000円。先行して発売されている「リミテッド」は4,790,000円。
2018年10月のマイナーチェンジでフロント回りを中心とした大幅なデザイン変更やライト類のLED化。フラッグシップモデルの「グランドチェロキー」に通ずる精悍な外観となったチェロキーは、さらに装備の充実を図るとともに価格競争力の向上も実現している。
装備については、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応した第4世代インフォテインメントシステムのUコネクト、両手がふさがった状態でも足先の動作だけでリアゲートを開くことができるハンズフリーパワーリフトゲート、歩行者検知機能を付加したクラッシュミティゲーション(衝突被害軽減ブレーキ)付きの前面衝突警報がすべてのモデルに標準装備されている。
昨年の発売時はレザーシートなどの豪華装備が充実したリミテッドと導入記念限定車の「ロンジチュード・ローンチエディション」の計2モデルが導入されたが、今回ロンジチュードとトレイルホークが追加されたことで幅広いユーザーの要望に応えられる布陣となった。
ロンジチュードは、177㎰と229Nmを発揮する2.4L直列4気筒マルチエア2エンジンを搭載。START&STOP機能の搭載により、10.2km/L(JC08モード)の燃費性能を達成するとともに、エンジン振動の低減や静粛性の向上が図られている。
一方、トレイルホークは従来の3.2L V6エンジンに代えテ新設計の2L4気筒直噴ターボエンジンを搭載。このエンジンは、ツインスクロール式ターボの採用で低回転域から優れたレスポンスを実現。従来のV6エンジン比で最高出力は同等の272psながら、最大トルクは85Nm増となる400Nmを発揮している。また、ターボエンジンながらレギュラーガソリンに対応し燃費は10.4km/L(JC08モード)と経済性にも優れる。
トレイルホークならではの装備として雪道、砂地、岩場など厳しいオフロード環境で真価を発揮するジープ・アクティブドライブロック(ロッキングリヤディファレンシャル付き)やオフロードサスペンションの搭載により、卓越した走破性を実現している。
商品サイト: https://www.jeep-japan.com/cherokee-kl.html