早くも最新版ベースの「アルピナB7」が発表

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2019年第3四半期から発売

BMWの米国ディビジョンはこのほど、「アルピナB7」の新型を2019年の第3四半期に米国市場に導入する方針を明らかにした。

ご存知の通りアルピナは、BMWグループと資本関係を結ばないもののBMWが公認する唯一のコンプリートカーブランドである。

今回予告された新型アルピナB7は、今年1月に本国でフェイスリフト版が発表された新型BMW7シリーズがベース。608ps/800Nmを発揮4.4L V8ツインターボエンジンに、アルピナが独自に開発した「アルピナ・スイッチトロニック」搭載の8速スポーツATを組み合わせるパワートレインは従来モデルから変わらないが、駆動方式がこれまでのFRからxDriveによる4WDとなった点が新しい。0-100km/h加速は3.6秒をマーク。最高速は330km/hと発表された。

シャシーは専用開発された「アルピナ・スポーツ+」を採用。このエアサスペンションシステムはオートレベリング機能が備わり、1.4インチ(約36mm)の範囲で車高を調整する。車速が140マイル(約225km/h)を超えると自動的に0.6インチ(約15mm)ローダウン。一方、車速20マイル(約32km/h)までなら、任意に車高を0.8インチ(約20mm)アップさせることができる。

そのほかアルピナ伝統のマルチスポークデザインホイールや、デュアルテールパイプのスポーツエキゾーストシステムなどが採用される。米国市場における販売予定価格は14万2695ドル(約1590万円)からとのこと。

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