「ミツビシ RVR」の2020年モデルがジュネーブで発表

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「ダイナミックシールド」が最新モードに

三菱自動車は、3月5日から3月17日に開催されるジュネーブ・ショーで、コンパクト SUVの「ASX(日本名:RVR)」の2020年モデルを世界初披露する。ASXは2009年の発売以来、北米、欧州、豪州、中国など約90カ国で累計約132万台を販売。現在、三菱自動車においては3番目に販売台数の多い世界戦略車となっている。

 

今回、初公開される2020年モデルは、新たに欧州向けとしてパワーユニットに2リッターMIVEC SOHC16バルブエンジンを搭載。トランスミッションには5速マニュアル、または INVECSⅢ6速スポーツモード付きCVTを組み合わせ、2WD/4WDともに動力性能と環境性能をバランスさせた。また、衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM]などの予防安全機能や、衝突安全強化ボディRISEで確かな安心・安全を提供している。

エクステリアは、「ダイナミックシールド」フロントデザインコンセプトを進化させ、左右から中央に向かって包み込むバンパーのプロテクト形状とフロントグリル部を水平・垂直基調のスクエアなラインで構成。バンパー下部をスキッドプレート形状とすることで力強さ・堅牢さを表現。また、フードに厚みを持たせたことにより存在感を高めたフロントフェイスとなっている。

LEDを多用したフロントランプデザインでは、ターンランプとフォグランプをバンパーサイドに配置した特徴的なランプレイアウトにより、三菱らしい独自性を演出している。一方、リヤはコンビランプ(ターンランプ以外)をLEDとし、車幅いっぱいに広がる水平基調の特徴的でシャープなテールランプとすることでワイド感を演出。バンパー下部をスキッドプレート形状として力強さを強化している。そして、ボディカラーには鮮やかさと深い輝きを併せ持つレッドダイヤモンド、スポーティでエネルギッシュなサンシャインオレンジ、また上質でシックな印象のオークブラウンを新採用している。

 

装備面では、スマートフォン連携ディスプレイオーディオ[SDA]を改良。コネクティビティを一層進進化させ、ディスプレイサイズを8インチに拡大した。また、USBメモリーに保存されている動画をSDA 画面上で視聴できるようになっている。加えて上級グレードにはオランダに拠点のあるTom Tomのナビゲーションシステムを採用。スマートフォンを介してインターネットに接続することで、リアルタイム交通情報を利用することが可能となっている。

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