SAVの最高峰、「BMW X7」がフォトデビュー

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全長5.1×全幅2mのフルサイズボディ

10月17日、BMWはSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)ラインナップの最高峰となる新型車「BMW X7」を発表した。生産は米国サウスカロライナ州にあるスパータンバーグ工場で行なわれ、2019年3月に市場に導入する見通しだ。

ボディサイズは全長5151×全幅2000×全高1805mmで、ホイールベースは3105mm。この堂々たるボディに組み合わせるキャビンは3列7人乗りで、セカンドシートが2名掛けとなる6人乗り仕様も選べる。

後席は分割可倒機構が採用され、荷室容量は定員乗車時の326Lから、3列目シートをフロアに収納した時の750L、そして最大時の2120Lまで多彩なアレンジが可能だ。リアゲートは上下分割開閉式で、使い勝手の良さが追求されている。

まず設定されたのはディーゼルエンジン車が400ps/760Nmを引き出す3リッター直列6気筒クワッドターボを積むMパフォーマンスモデルの「xDrive M50d」と、265ps/620Nmを発する3リッター直列6気筒ターボの「xDrive 30d」の2機種。そしてガソリンエンジン車が462ps/650Nmを発揮する4.4リッターV型8気筒ツインターボを積む「xDrive 50i」と、340ps/450Nmを発する3リッター直列6気筒ターボの「xDrive 40i」の2機種。いずれもトランスミッションは8速ATを組み合わせる。駆動方式は「xDrive」の名が付くとおりいずれも4輪駆動だ。

エクステリアはBMWの新世代デザイン言語が用いられ、BMW車で最も大きいキドニーグリルをはじめ、シャープなヘッドライト、クロームのバーによってボディのワイド感を強調するリアコンビネーションランプを採用。ホイールは20インチが標準(M50dは21インチが標準)で、21インチと22インチをオプション設定している。

インテリアは、ウッドやレザーといった高級マテリアルの採用はもちろん、12.3インチディスプレイをはじめとするデジタル化を促進させたインパネ、第3世代版に進化したヘッドアップディスプレイ、室内の随所に散りばめられたアンビエントライトなどが採用され、ラグジャリーな空間が演出されている。「クラフテッド・クラリティ」と呼ぶガラス製のシフトノブが選べるのもX7の特徴のひとつに挙げられる。

音声認識機能やジェスチャーコントロール機能を盛り込んだインフォテイメントシステムは同社最新の「BMWオペレーティングシステム7.0」を搭載。ドアロックの解錠/施錠やエンジンの始動がスマートフォンでできるBMWデジタルキーや、インテリジェントパーソナルアシスタントも採用されている。

オプションのオフロードパッケージでは、ボタン操作で「xSand」、「xGravel」、「xRocks」、「xSnow」のドライビングモードが選択でき、路面状況に合わせて最適な走りを実現する。

トリムパッケージのバリエーションは、スポーティな雰囲気を高める「Mスポーツ」のほか、エレガンスな雰囲気の「デザイン・ピュア・エクセレンス」が設定された。

ストップ・アンド・ゴー機能付きのアクティブ・クルーズ・コンロールや、ステアリング・アンド・レーン・コントロール機能付きのドライビング・アシスタント・プロフェッショナルをはじめとする各種運転支援機能は、BMWの最新技術が導入されている。

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