「NSX」のモータースポーツ仕様がアップデート

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新開発のエアロパーツを採用

ホンダ・ノースアメリカのアキュラ・モータースポーツは10月12日、2019年のレースシーズンに向けて開発されたNSXの新型レーシングマシン、「アキュラNSX GT3 Evo」を発表した。

NSX GT3は2016年後半にデビューし、デイトナ24時間レースをはじめとする世界的なGTレースに参戦してきた。NSX GT3 Evoを名乗る新型マシンでは、新開発のフロントスプリッターやディフューザー、リアバンパーを採用したことにより、トップスピードや冷却性能が向上。プロドライバーだけでなくアマチュアドライバーでも高水準のパフォーマンスが引き出せる。

3.5リッターV6エンジンは、新しいターボチャージャーを搭載し、スロットルレスポンスやブーストコントロール、そして燃費を改善。エンジンの寿命が従来型比で25%アップしたことにより、耐久性も向上。ランニングコストが削減されている。

シャシーは市販車のNSXと同様に米国オハイオ州にあるPMC(パフォーマンス・マニュファクチュアリング・センター)で作られ、最終的にはイタリア・ミラノにあるテクニカルパートナー、JASモータースポーツで組み立てられる。

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