「テスラ・モデル3」の高い安全性が実証

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最高評価の5つ星を獲得

テスラは10月7日、新型コンパクトEVの「モデル3」が、米国運輸省道路交通安全局「NHTSA」が実施した衝突安全性テストで最高評価となる5つ星を獲得したことを発表した。

「モデルS」や「モデルX」と同様、モデル3にも剛性の高いキャビンや強化されたバッテリーパック、低重心設計のオール電化アーキテクチャーが採用されている。これらにより、衝突時はキャビンやバッテリーを守りやすく、車両転倒のリスクが低くなっている。さらに、フロントにはクラッシャブルゾーンが設けられているため、衝突時の衝撃を効率的に分散させることができるという。フロントのデュアルエアバッグやシートベルトとの連携はもとより、運転席ではさらにニーエアバッグや折りたたみ可能なステアリングコラムが採用され、乗員の安全性が高められている。


側面衝突への対策も抜かりない。独自に開発されたピラーとサイドシルによってクラッシャブルゾーンの小さい側面での衝撃に備えているほか、サイドエアバッグで乗員を保護する。

モデル3は、自重の4倍以上の構造変形に相当するルーフクラッシュ荷重に耐えることができるという。これは転倒事故でのキャビン保護性能が高いことを示しているが、これは耐荷重が自重の3倍に定められているNHTSA基準を上回るものだ。

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