アメリカの自動車史を象徴するフォードの工場が100周年に

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F-150のHVモデルを生産する計画を発表

フォードは9月27日、米国ミシガン州ディアボーンにあるルージュ工場が設立100周年を迎え、記念式典を開催したことを発表した。

1923年当時のルージュ工場「モデルA」組み立てライン

ルージュ工場は創立者ヘンリー・フォードが思い描いた工場のビジョンを形にしたもので1918年に開設。ふたつの世界大戦を経たものの着実にその規模を拡大し、従業員は現在7500名にものぼる。

マーキュリー2ドアセダン(1939)

このルージュ工場では、1920年代のモデルAを皮切りに、30年代からはデラックス・シリーズやマーキュリー・セダンなど、50年代からはカスタムラインやクレストライン、サンダーバードなど、60年代からはカントリー・スクワイヤやマスタング、マーキュリー・クーガーといったモデルを生産してきた。現在はおもにピックアップのF-150シリーズの生産を担っている。

また、ルージュ工場にはこれまで1000万人以上の見学者を迎えてきた。そのなかには、2004年に当時の米国大統領だったビル・クリントンや、Facebook創設者のマーク・ザッカーバーグを含む著名人や政治家が多く含まれているという。

なお、記念式典の場で登壇したビル・フォード会長からはこのルージュ工場で今後、F-150のハイブリッドモデルを生産する計画が発表されている。

 

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