「メルセデスAMGプロジェクトONE」が精力的にテスト中

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市販バージョン発表のXデーは近い?

ダイムラーは9月20日、2017年のフランクフルト・ショーで初公開されたメルセデスAMGの次世代ハイパーカー「プロジェクトONE」の、市販プロトタイプによるテスト走行の模様を公開した。

フランクフルトショー2017発表時のプロジェクトONE

プロジェクトONEは、F1由来の1.6リッターターボエンジンに4個のモーター組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。そのシステム出力は1000ps以上で、350km/hの最高速を実現する。0-200km/h加速は6秒で、ブガッティ・シロンの6.5秒を凌ぐ加速性能を備える。

今回公開されたテストの模様は、量産化に向けて開発が着実に進んでいることを示すもの。レーシングトラックでの走行やダイナモテストによって、ハイブリッドパワートレインの高水準のパフォーマンスはすでに確認済みとのこと。

これまで、その走行はテストコースなどで秘密裏に行なわれていた。このたび、その姿を公開することとなったわけだがF1マシン由来のエンジンが発するエキゾーストノートが特徴的なため、その存在は一般にはむしろ気付かれにくいという。

フランクフルト・ショーでの発表時から一転、ボディがカムフラージュされていることから、エクステリアのデザインはショー発表時から若干変更される可能性があるのかもしれない。

メルセデスAMGは昨年のフランクフルトショーでこのモデルを発表したとき、市販バージョンは1年後に発表する計画だと予告していた。それが計画どおりなら、そのアンヴェールはまもなくのはずだ。

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