アストンマーティンのピュアEVは2019年にリリース開始

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2基のモーター合計で610ps/950Nm以上を発揮

アストンマーティンは9月12日、現在開発を進めている同ブランド初の完全電気自動車が「ラピードE」に決定したことを発表。外観の一部を公表した。生産台数は155台限定で、カスタマーへのデリバリーは2019年の第4四半期からとなる見通しだ。

ラピードEには、開発パートナーであるウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリングとの協力により、合計で610ps/950Nm以上のアウトプットを引き出す2基のモーターをリアに搭載。0-60マイル(約97km/h)加速を4.0秒以下で、最高速は155マイル(約249km/h)以上を実現する見込み。65kWhの800Vバッテリーシステムが組み合わされ、1回の充電で200マイル(約322km)の走行が可能と予測されている。

アストンマーティン・ラピードS

エクステリアはアンダーボディを含めて空力性能に優れたフォルムになるという。ホイールも空力を考慮した新設計タイプを採用。2基のモーターはリミテッド・スリップ・ディファレンシャルを介して、後輪を駆動。スプリングとダンパーのレートが最適化され、ガソリン車のラピードSが実現した優れたハンドリング特性が表現されているという。

アストンマーティン・ラピードS

ラピードEは、2017年4月に同社が開設した英国ウエールズのセント・アサン工場で生産される。ちなみにこの工場では、2019年から新型SUV「DBX」の生産もスタートする予定だ。

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