待望のハイブリッド仕様を用意した新型「ホンダCR-V」がデビュー

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ガソリンモデルには3列7人乗りも設定

ホンダは新型SUV、「CR-V」のガソリンモデルを8月31日に発売。ハイブリッドモデルは、11月1日に発売すると発表した。販売計画台数は1200台/月。消費税込みの車両本体価格は、ガソリンが323万280円~403万560円。ハイブリッドは378万4320円~436万1040円だ。

5代目となる新型CR-Vは、本来の強みである広い室内空間や使い勝手の良さに加え、あらゆる状況において安心で快適な走りを提供できるダイナミクス性能を目指してフルモデルチェンジを行なった。また、ハイブリッドシステム「スポーツi-MMD」に初めて4WDを設定したほか、ガソリンモデルには7人乗りの3列シート仕様を設定するなど幅広いニーズに対応している。

その基本骨格には「シビック」から採用している新世代プラットフォームを採用。「走る」「曲がる」「止る」といった挙動はもちろん、エンジンサウンドに至るまで、ドライバーの意思にリニアに沿うようダイナミクス性能を磨き上げている。

CR-V初のハイブリッドモデルには、「スポーツハイブリッド i-MMD」を採用。走行状況などに応じて「EVドライブモード」、「ハイブリッドドライブモード」、「エンジンドライブモード」の3つのモードをシームレスに切り替え、クラストップとなる25.8km/Lの低燃費と力強い走りを両立。同時に、車速とエンジン音がドライバーの感覚と自然に一致するようにセッティングを行ない、リニアで上質なドライバビリティも実現している。また、スポーツハイブリッド i-MMDでは初となる4WDを設定されている。

ガソリンモデルは直噴1.5リッターVTEC TURBOエンジンを採用。専用開発のターボチャージャーにより、2.4リッター自然吸気エンジンに匹敵するトルクと、高回転まで伸びやかなパワーフィールを獲得している。

室内は、クラストップレベルの空間効率で取り回しの良いボディサイズに快適な居住空間、多彩なシートアレンジ、広く使い勝手の良い荷室を実現し、CR-V本来の強みをさらに強化。後席の足元スペースを従来モデルに比べ50mm拡張したほか、シートクッションやシートバックの延長によりホールド感を高めるなど、後席の快適性をさらに高めている。

また、ガソリンモデルでは5人乗り仕様と同じボディサイズの7人乗り3列シート仕様も選択可能。この3列目シート、ホンダによれば燃料タンクの扁平化をはじめフロアやルーフ回りの設計を突き詰めたことで居住性にも配慮した仕上がりになっているという。

装備面では、安全運転支援システムの「ホンダ センシング」を全グレードに標準装備。ミリ波レーダーと単眼カメラによる車両前方の状況認識と、ブレーキ、ステアリングの制御技術が協調し、安心・快適な運転や事故回避を支援する。

また、国内のホンダ車では初となる「ハンズフリーアクセスパワーテールゲート」を採用。足先をリアバンパー下のセンサーにかざすだけでテールゲートを開閉できるほか、ボタン操作による開閉途中での一時停止や、テールゲートの開く高さを任意の位置で記憶させられる高さ設定機能も搭載している。そのほか、メモリー機能付きの「運転席8ウェイパワーシート」をはじめ「運転席4ウェイ電動ランバーサポート」や、大開口の「電動パノラミックサンルーフ」など、充実した装備により快適な移動空間を提供している。

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