ボンドカーの「アストンマーティンDB5」が限定復活!

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25台のみの限定生産

8月20日、アストンマーティンは映画「OO7」シリーズでスクリーンを飾った「DB5」を25台限定で新たに生産することを発表した。

DB5は1963年に前作DB4から多くのアップデートと改良が施された進化版として登場。4リッター直6エンジンは286ps/380Nmを発揮し、ZF製5速MTを介して後輪を駆動。7.1秒の0-60マイル(約97km/h)加速、148マイル(約238km/h)の最高速を実現する実力の持ち主だった。

DB5は1964年公開の映画007シリーズ3作目、「ゴールドフィンガー」で銀幕デビューを飾った。ショーン・コネリー扮するジェームズ・ボンドが、「Qブランチ」の架装によって数々の特殊なアイテムを装備したDB5を使いこなして活躍するシーンにより瞬く間にヒット。続く第4作の「サンダーボール作戦(1965年)」でもボンドカーとして登場し、その後も、2015年公開の「スペクター」まで、計8作品でボンドカーの代名詞的存在がアピールされてきた。

このたびの発表は、アストンマーティンとEONプロダクションのコラボレーションによって企画されたもので、「007」シリーズの特殊効果を担当しているクリス・コーボールド氏と共同開発した劇中車と同様の回転式ナンバープレートなどが装備される。

生産はオリジナルのDB5が作られていた英国ニューポートパグネル工場で行われる予定。予定販売価格は275万ポンド(約3億8800万円)で、2020年からカスタマーへのデリバリーを始める見通しだという。

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