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2019年より本格的な事業化

ヤマハ発動機と子会社の西日本スカイテックは、九州電力の協力のもと産業用無人ヘリコプターを活用した工事用資機材運搬の実用化について検証。このたび実用化の見通しが得られたため、2019年度からの本格的な事業化を目指す。

ヤマハ発動機と西日本スカイテックは、九州電力の送電線建設工事現場(50万ボルト日向幹線新設工事、2022年6月運用開始予定)において、2017年度から自動航行無人ヘリコプター「FAZER R G2」を用いた工事用資機材運搬試験を実施。2018年5月には、宮崎県日向市において1日あたり672kg(最大積載量26.5kg)の資材運搬を実現している。

今後は九州電力の協力のもと、資材積載方法の改善といった取り組みを通じ安全運搬効率や資材運搬能力の向上・強化を図り、九州を筆頭に全国各地での事業開始に向けた準備を進めていくという。

■FAZER R G2 主要仕様諸元
全⾧×全幅×全高:3,665mm734mm×1,226mm
原動機種類/気筒数配列:水冷4ストロークOHV2バルブ/水平対向2気筒
総排気量:390cm3
燃料種類/燃料タンク容量:レギュラーガソリン/12L
積載重量:35kg/20℃、1気圧
「積載重量」は燃料が半分(6L)での運用を想定。

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