ホンダが協力する「しばふる」プロジェクトの芝生が初出荷

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ロボット芝刈り機、「ミーモ」が活躍

ホンダが今年1月よりロボット芝刈機「ミーモ」の貸与を通して協力している、SC鳥取の芝生生産・芝生化事業「しばふるプロジェクト」において生産した芝生の初出荷と納入が行なわれた。

「しばふるプロジェクト」とは、Jリーグ所属のプロサッカーチーム「ガイナーレ鳥取」が推進する地域課題解決型プロジェクト。ガイナーレ鳥取が、プロジェクトパートナーや米子市と連携・協力。芝生の生産、管理、販売を推進。“芝生のみどりで、住む人、来る人みんなを笑顔で満たす街づくり”をキーワードに、プロサッカークラブの運営で培った芝生の生産ノウハウや地域特徴を活かし、地域課題(耕作放棄地など)の解消や地域活性化を目指している。また、そうした活動を通じて日本の芝生文化の醸成に貢献することも期待されているプロジェクトでもある。

 

今回芝生が納入されたのは、鳥取県境港市にある「つばさ保育園」で、しばふるプロジェクトで生産された芝生によって約400平方メートルの園庭が芝生化された。芝生の出荷と園庭への敷き詰め作業は、ガイナーレ鳥取を運営するSC鳥取の従業員に加えガイナーレ鳥取の所属選手や園児の保護者も参加。また、つばさ保育園では芝生管理にホンダのロボット芝刈機ミーモも導入、管理の簡素化と園庭の芝生化の両立を実現している。

SC鳥取 塚野真樹 代表取締役社長のコメント

「皆様の協力を得て始動した“しばふるプロジェクト”で生産した芝生が初出荷を迎えられたことに安堵しています。また、初出荷先である保育園で子供たちが裸足で芝生の上を駆け回っている姿は、我々が目指す姿でもありました。今後も“しばふるプロジェクト”で減農薬な良質芝を生産して、耕作放棄地の縮小と国内芝生拡大を目指して頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いいたします」

「つばさ保育園」武良淳子 園長のコメント

「隣の米子市では幼稚園の園庭や小学校の校庭で既に芝生化が進んでいます。当園も園庭の芝生化を検討していましたが、保育士確保が難しい現状に加えて、芝生管理に人員を割く余裕はありませんでした。しかし、SC鳥取が推進する“しばふるプロジェクト”で、園庭の芝生化とロボット芝刈機を活用した管理方法を知り、芝生化に踏み切りました。これで園児に芝生の上で気兼ねなく遊んでもらいたいと思います」

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