【嶋田智之の月刊イタフラ】500ジョリーの60周年を祝福するコンセプトカーと限定モデル

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ジョリーって?

クラシック・チンクエチェントをベースにしてカロッツェリア・ギアが製作したビーチカー、“ジョリー”をご存知ですか? ルーフもなければドアもなく、シートもパイプフレームに籐を編み込んで張った濡れた水着に対応できる仕様。今では完全なコレクターズアイテムになっている特別なフィアット500です。

その生誕60周年を記念したコンセプトカーと限定車が発表されています。“スピアジーナ by ガレージイタリア”というコンセプトカーはルーフとフロントウインドーがなく、シートもビーチっぽいベンチ式。リアシートの代わりにビーチ用品を積むデッキエリアが備わります。

“スピアジーナ ’58″という限定車は500Cをベースにしたもので、ブルーにアイボリーのアクセント、レトロなホイールやヴィンテージエンブレムなどで上手く雰囲気を作っています。こちらは1.2のMTのみで、昔のジョリーの誕生年と同じ1958台の限定販売。日本にも入るといいな。

LE VOLANT 2018年9月号 Gakken Plus

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