ベントレーのマリナーが新たなウッドトリムを設定

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クルミの自然な美しさを強調

ベントレー・モーターズは7月17日、同社のパーソナルプログラム部門であるマリナーが新しいウッドトリム「オープン・ポア・ウォールナット」を製作したことを発表した。

ウォールナット(クルミ)は衝撃に強く加工性が高いほか、塗料に馴染みやすい。ツヤ出し加工によって美しく仕上げられる特性から、高級家具などにも用いられている。

ベントレーが採用するクルミ材は、アメリカ・カリフォルニア州で特別に栽培されているウォールナットの樹木。ベントレーのエキスパートが定期的に訪れてチェックし、最高品質のクルミ材だけが用いられる。

インテリアのデコレーションパネル用に削り出されたウォールナットは、厚さがわずか0.1mmのラッカー3種類を、マリナーのスペシャリストの手作業によって塗装。光沢のある滑らかな仕上がりを見せるとともに、ウォールナットの自然なカラーと木目を際立たせる。

オープン・ポアとは仕上げ方法のことで、日本語なら「目はじき塗装」と表せる。これは、木材の持つ優雅な美しさと木目を生かした仕上げ方法で、塗膜はとても薄いが非常に硬いので汚れやキズに強い特徴がある。

この新しいウッドトリムは、フライングスパーとベンテイガ、ミュルザンヌに設定される。マリナーが作り出した新しいウッドトリムは、ベントレー車のインテリアをより一層ラグジュアリーな空間に演出してくれそうだ。

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