発表間もないスズキ・ジムニーに早くも派生モデルのウワサが

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ロングボディや懐かしのキャンバストップも?

“オンリーワン”の存在として独自の世界を構築。ワールドワイドに熱心なファンを獲得し、先日デビューした新型にも注目が集まる「スズキ・ジムニー」だが、海外では早くも派生モデルに関するウワサが流れている。

スズキがヨーロッパの拠点として工場を構えるハンガリーのデザイン会社、「X-Tomi Design」は5ドアのロングモデル、コンバーチブル、ピックアップの3バージョンの予想CGをウェブサイトで公開している。海外ではもともとバリエーションの多いジムニーは、これまでもキャンバストップ、ピックアップ、パノラミックルーフなどを設定しているだけに、新型にもこのような仕様が用意される可能性は十分にありそうだ。

いまのところ、日本仕様の新型ジムニーに用意されるボディは2ドアのみ。パワーユニットは軽仕様が直列3気筒ターボ+Sエネチャージで、普通車のジムニー・シエラは1.5リッター4気筒を搭載している。仮に、それを派生モデルにも適用するとすれば初代を彷彿とさせるキャンバストップは問題なく成立させることができそう。一方、ピックアップは軽規格のままだとキャンバストップとの差別化が難しい上、よりヘビーな使用環境も想定する必要もあるのでシエラの全長を伸ばす前提で可能性を探るというところだろうか。

そして残るは5ドアのロング版。新型をそのまま伸ばしてドアを追加すると、「プチ・メルセデス・ベンツGクラス」といった趣で予想CGを見る限り結構な人気を集めそうだが、もし製品化するならシエラのエンジンでは重量的に役者不足だろう。

ともあれ、そんな想像をするのもマニア的には楽しい新型ジムニー。(コンパクト)SUV全盛という時流の後押しを受けて、スズキには前向きな検討を期待したいところだ。

Courtesy of Apollo News Service

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