信頼回復に向けてSUBARUが新中期経営ビジョンを策定

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その名も「STEP」

SUBARU(スバル)の中村知美CEO兼代表取締役社長は7月10日に都内で会見を開き、“2025年ビジョン”として同社の新しい中期経営計画「STEP」を発表した。この「STEP」とは、発表された経営ビジョンの4つの要素である、「Speed」「Trust」「Engagement」「Peace of mind & enjoyment」の頭文字であり、来るべき「JUMP」に備えて着実に地力をつける期間という意味を込めているとのこと。また、「Trust」は先の完成検査不正の問題で失った「信頼を取り戻す」という最も大切にしたい要素であるためロゴの色を変えて表現している。
また、その主な取り組みとしては、コンプライアンス体制強化に向けた組織風土改革のほか、品質向上に向けた1500億円(5年間)の投資枠の設定や主力車種を毎年フルモデルチェンジしてSUVとスポーツモデルの強化を図ること。そして、EV基盤技術やコネクテッドなど新技術領域でのトヨタ自動車との連携強化などが挙げられた。

SUBARU新中期経営ビジョン「STEP」
https://www.subaru.co.jp/ir/management/plan/

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