隠れたベストセラー、アキュラRDXの新型が発売開始

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2リッターVTECターボとSH-AWDを新採用

ホンダ・ノースアメリカは5月29日、新型「アキュラRDX」を6月1日より米国で発売すると発表した。

新型RDXは4月に開催されたニューヨーク・ショーで初公開された2代目。初代は2006年に登場し、プレミアムコンパクトSUVとして確かな支持を獲得している。

新型にはアキュラ・ブランドの新世代デザインアイデンティティが導入されており、2018年1月に開催された北米国際自動車ショー(デトロイト・ショー)で披露されたプロトタイプから大きく変わっていない。ボディサイズは全長4744×全幅1899×全高1668mmで、ホイールベース2750mm。先代より若干大きくなった。

エンジンは先代の3.5リッターV6に代えてVTECターボを搭載した2リッター直列4気筒を採用。272ps/366Nmを発揮する。トランスミッションは先代の6速ATから10速ATとなり、ステアリングに備わるパドルでの変速が可能だ。

パワートレインの刷新もさることながら、4WD車にSH-AWD(スーパーハンドリングAWD)を搭載した点も新型の特徴だ。駆動力は最大で70%後輪に配分されるほか、後輪は左右で0対100から100対0まで無段階で配分されるトルクベルタリング機構を採用。ラフロードでの走破性はもとより、ドライ路面でのハンドリングをはじめとするパフォーマンスを大きく向上させている。走行モードはコンフォート、スノー、スポーツ、スポーツ+の4モードが設定された。

米国市場における車両本体価格は2WD車が3万7300ドル(約406万円)から、SH-AWD仕様車が3万9300ドル(約428万円)からとのことである。

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