ロイヤル・ウエディングを記念した特別なワンオフMINIが登場

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結婚式後は慈善団体に寄贈

BMWグループは5月9日、イギリス王室のハリー王子とメーガン・マークルさんの婚礼に際して祝意を表するため、特別なデザインを施したワンオフモデルのMINI(3ドア)を提供すると発表。5月19日に執り行われる結婚式の後、新郎新婦が選んだ慈善団体の「チルドレンズHIVアソシエーション(CHIVA)」に寄贈され、活動に役立てられる。なお、CHIVAはこの MINIを公的なオークションに出品する予定とのこと。

MINIのチーフデザイナーであるオリバー・ハイルマーは次のようにコメントしている。
「英国で約60年にわたる歴史を有するイギリスの象徴的なブランドとして、私たちはロイヤル・ウエディングという機会に、この特別なMINIを慈善団体に寄付できることを非常に嬉しく思っています。MINIを真にユニークなものにするため、MINIデザイン・チームは特別なデザインと精巧な塗装を施したルーフグラフィック、ならびに3Dプリント技術で仕上げたカスタムメイドのディテールをインテリアおよびエクステリアに採用しました」

結婚式に合わせてクリスタルホワイトに光り輝く唯一無二の3ドアMINIは、ブルーシルバーのアクセント・ストライプにより、ボディにインディビジュアルな外観が与えられている。さらに、周囲のブラックバンドは、ブルーがかったシルバーでマット塗装。ヘキサゴン・フロントグリルのフレーム、ドアハンドル、ヘッドライトおよびテールライトのトリムなど、クロームのクラシカルなMINIデザインアイコンは、ブルーブラックがかったクリアコートでコーティングされており、それによって細部にわたってMINIに現代的で新鮮な印象を与えている。ユニオンジャック・デザインのテールライトとメタリック調ダークブルーのホイールもこのモデルの特徴的なディテールだ。

エクステリアの特別なハイライトは多色塗装されたルーフだ。施されたグラフィックは手間のかかる手作業で複数のレイヤーが重ねられており、ヘンリー王子(ユニオンジャック)とメーガン・マークルさん(星条旗)のそれぞれの国旗の要素が一体化されている。サイドターンインジケーターを取り囲むサイドスカットルは、3Dプリントされたエレメントとなっており、MとHのイニシャルとともにハートとリングが表されている。

車両のドアを開けると、ドライバー側(右ハンドル車)と助手席側ドアのフロアに、他にはない「Just Married」ウェルカムライトが投影される。3Dプリントされたサイドスカットルやトリム、またはオーダーメイドのエントランスストリップ、ライトプロジェクターを組み合わせてMINIを完全なワンオフモデルにすることは、一部の市場のMINIユーザーにも「MINI Yours Customised」サービスによって数週間前から可能となっている。

明るく調和的なサテライト・グレーのインテリアは、個別に作り上げられたワンオフMINIのエレメントを際立たせる理想的な趣。エクステリアのクロム・エレメントのブルーブラックがかったクリアコートは、厳選されたインテリアのクロム・フレームにも採用されている。助手席前の大きなトリムには、新郎新婦の名前、結婚式の日付、2人へのお祝いの言葉が刻まれている。さらにルーフグラフィックをモチーフにしたアクセントも見逃せない。このグラフィックエレメントがドアトリム、ステアリングホイールの後ろ、ヘッドレストの縫い取りに付いており、一方にはユニオンジャック、反対側は星条旗を抽象化したミシン目とステッチが施されている。

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