ピニンファリーナの水素レーサー、ついに具現化!

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4つのモーターで653psを発揮

ピニンファリーナはジュネーブ・ショー2018において水素燃料電池パワートレインを搭載するレーシングモデル「H2スピード」の市販モデルを公開。生産台数は12台と発表された。

H2スピードは、2016年のジュネーブ・ショーでコンセプトモデルとして発表。スイスでゼロエミッション・システムを手がけるグリーンGT社をパートナー迎えて市販型を完成させた。

H2スピードには水素によって駆動する4つのモーターを搭載。モーターの合計最高出力は653psに及び、3.4秒の0-100km/h加速、300km/hの最高速を実現。水素タンクの容量は8.6kgで、約3分で補充が完了する。

シャシーはカーボン製でスチールのフレームを組み合わせたボディのサイズは全長4730×全幅1956×全高1113mm。ホイールベースは2968mm。プッシュロッド式サスペンションやカーボンブレーキを採用している。

 

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