これぞロード向けロータス3イレブンの最終形態?

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0-100km/h加速は3.2秒を実現

2月19日、ロータスはロードゴーイングレーサー「3イレブン」の最終進化版として、「ロータス3イレブン430」を20台限定で発売すると発表した。英国での販売価格は10万2000ポンド(約1520万円)である。

ネーミング通り、このモデルにミッドシップマウントされる3.5リッターV6スーパーチャージャーエンジンは430ps/440Nmを発揮。3.2秒の0-100km/h加速、そして286km/hの最高速は、ベースモデルの3イレブンよりそれぞれ0.2秒と6km/h速い。ちなみに同じスペックのエンジンを積むエキシージ・カップ430との比較では、0-100km/h加速で0.8秒も上回る。

この加速性能は、エンジンスペックだけでなくボディの軽量化も貢献している。アルミ押出形成によるシャシーにフルカーボンボディを組み合わせることによって、乾燥重量はベースモデルより5kg軽量となる920kgを実現した。

シャシーにはトルセンタイプのリミテッドスリップディファレンシャルやオーリンズ製ダンパー、アイバッハ製のアンチロールバーが組み合わされるほか、トラクションコントロールは介入が1〜12%の5段階にオフを加えた6段階調整が可能となっている。

外観ではフロントスプリッターやベース車より50mm長いリアウイング、リアディフューザーなどが専用に設計され、高い空力性能をもたらしている。

タイヤはミシュランのパイロット・スポーツ・カップ2で、フロントサイズは225/40ZR18、リアサイズは275/35ZR19。ボディの高い空力性能が生み出す強力なダウンフォースとの相乗効果により、コーナリング時は1.5Gまでの横方向重力加速度に対応できるという。

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