日本導入もアリでは? シトロエン・ベルリンゴの3代目がデビュー

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7人乗り3列シート仕様を新設定

シトロエンは2月15日、フルモデルチェンジを受けて3代目となった「シトロエン・ベルリンゴ」を発表。3月のジュネーブ・ショーで初公する。市場への導入は2018年の後半から。

シトロエン・ベルリンゴは、スライドドアを持つユーティリティビークル。イメージとしてはルノー・カングーのシトロエン版だが、これまで日本に正規輸入されたことはない。ただ、一部フランス車を中心に扱うショップなどが並行輸入しているので、日本で見かけたクルマ好きもいるはずだ。

ベルリンゴは1996年に初代が登場し、2008年に2代目に移行。商用仕様を含めれば、これまで累計で170万台が販売され、17カ国で20年以上にわたって親しまれてきた。欧州ではC3に次ぐ2番目のベストセラー・シトロエンだ。

新型ベルリンゴは、スライドドアはそのままに、新型では5人乗り2列シート仕様に加えて、7人乗り3列シート版を追加設定。ボディの全長はそれぞれ、4.5m、4.75mとなる。

搭載エンジンは1.5リッターのディーゼルと1.2リッターのガソリン。トランスミッションは6速MTと8速ATの2種類が組み合わされる。

後席のシートアレンジは多彩で、助手席シートバックが前倒しできるため、5人乗り仕様では最大2.7m、7人乗り仕様では最大3.05mまでの長尺物が積み込める高いユーティリティを誇る。

デザインは新世代シトロエンのイメージ。C3などおなじみとなったボディサイドのエアバンプや、ダブルシェブロンとヘッドライトが繋がってシャープなイメージを演出するフロントマスクが採用された。


国産車では数多あるスライドドア車だが、輸入車では今のところルノー・カングーのほかVWシャランとメルセデス・ベンツVクラスくらいしか見当たらない。カングーの人気ぶりを見ると、ベルリンゴの日本導入はアリなのかもしれない。

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