水平線の向こうに利尻富士が浮かぶ最果ての道。
日本海オロロンラインのハイライトは何と言ってもサロベツ原野を南北に貫く道道106号である。
天塩の町を出ると、目の前には定規で引いたような直線路がまっすぐに伸びていく。その先にまず見えてくるのはオトンルイ風力発電所。3kmにわたり、道路と並行して一直線に並ぶ巨大な風車群は、とらえようのない平原の広さを測るスケールのようである。
そこから北の道路沿いで、めぼしい人工物といえば、北緯45度のモニュメント、地吹雪からドライバーを守るパーキングシェルター、それにサロベツ原生花園への道が分岐する稚咲内交差点の信号機くらいのものだろう。
ちなみに天塩から稚内までの約60kmのあいだ、途中にある信号機はこのひとつだけ。もしここを青信号で通り過ぎてしまうと、次にブレーキを踏む必要に迫られるのは、27kmほど先にある抜海という集落の中のクランクコーナー手前ということになる。
原生花園への分岐を過ぎてしばらく走ると、道路脇のガードレールや除雪位置を示す矢印看板もなくなり、視界をさえぎる人工物はほぼ皆無となる。目の前にあるのは緑の平原をゆったりとうねる一筋の道だけ。美しいけれど、時折すれ違う対向車がなければ、不安になってしまうような風景である。そして、ふと左手を見やると、水平線の向こうには利尻富士の姿がぽっかりと浮かび上がっているのに気付く。
■関連記事
- 全国で好評を博した試乗イベントが北海道・江別に!! オンライン限定販売のボルボ最新EVに試乗できる『VOLVO EV Driving Experience』予約受付中‼
- 夜景ばかりでなく市街地を覆う雲海とも出会える(北海道 函館山展望台)【雲海ドライブ&スポット Spot 14】
TAG :
関連記事
愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?
複数社を比較して、最高値で売却しよう!
車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。
手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!
一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業不特定多数の業者からの大量電話をなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!
【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>