タクシーの相乗りを都内で実証実験中

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東京都内でタクシー会社2社が実証実験中。金額は乗車前に算定

観光地などではよく目にするタクシーの相乗りが、東京都内でも可能となる実証実験が始まっている。国土交通省が音頭を取り、大手タクシー会社の日本交通グループと大和自動車交通グループが参加してスタートしたもので、今年1月22日から3月11日までの期間限定で東京23区および武蔵野市、三鷹市でサービスが始まっている。

スマートフォンの配車アプリ(相乗り専用アプリ)を使い、出発時刻と目的地方向が同じ複数の顧客をマッチングさせるもので、大和はiPhoneとAndroido、日本交通はiPhoneのみで利用が可能。概算運賃もその場で分かるようになっており、駅など同じ地点からの相乗りはもちろん、ルートの多くが重複していれば異なる地点からの相乗りも可能で、それぞれ距離に応じたワリカン料金を確認のうえ、目的地まで乗ることができる。ちなみに支払いはクレジットカードのみとなる。

大和が649台、日本交通が300台を参加させているのでかなりの確率で利用できるはずで、1万円を超える距離を一人で移動したいときなどは使えそうだ。利用イメージなどは各社のホームページで公開されているので確認できるが、大幅なルート変更や大きな荷物の持ち込みなどは制限され、時間に遅れた場合も運賃は100%請求されるので注意したい。やや手続きは複雑かもしれないが、お得感は強い相乗りタクシー。2カ月足らずでどこまで認知度が高まるのか。実証実験結果のアナウンスに期待しよう

 

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