どこかで見たような……元英国の名門、MG最新SUVの安全性は?

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とくに安全補助装置は課題残す

ユーロNCAPはこのほど、新生MGのコンパクトSUV「ZS」のクラッシュテストを実施し、総合評価が3つ星だったことを発表した。

MG ZSは2017年4月の上海オートショーでデビューしたコンパクトSUV。全長4314×全幅1809×全高1611mm、ホイールベースの2585mmのボディに、106ps/141Nmを発揮する1.5リッター直4エンジンや、111ps/160Nmを発揮する1.0リッター直3ターボエンジンを積む。エクステリアデザインが、マツダのCXシリーズに似ているように見える部分があるのは気のせいか……。

ユーロNCAPの安全性試験で最高評価となる5つ星を獲得するには、「成人乗員保護性能」で80%以上、「子供乗員保護性能」で75%以上、「歩行者保護性能」で60%以上、「安全補助装置」で50%以上という4項目のパセンテージをすべてクリアしなければならない。

新型MG ZSの結果は「成人乗員保護性能」で71%、「子供乗員保護性能」で51%、「歩行者保護性能」で59%、「安全補助装置」で29%という評価で、総合で3つ星に。最高評価の5つ星を獲得する新型車が多く登場している昨今では、かなり厳しい結果となった。とくに安全補助装置の項では29%と、課題を残すこととなった。

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